日本版ISA

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メ-ルマガジン

『稼げる社長のためのなでしこ通信』



 ~ウーマン・アカウンティング・ニュ-ス~





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こんにちは。





女性スタッフだけの税理士事務所

「原&アカウンティング・パ-トナ-ズ」のメ-ルマガジンです。





このメ-ルマガジンは、事業を大きくしたい人に毎回役立つニュ-スをお届けしております。





<<私たちの事務所について>>



こんにちは。



原&アカウンティング・パートナーズの大塚です。



只今、3月決算の申告業務の追い込みで、大忙しの原&アカウンティング・パートナーズです。



日本の企業は圧倒的に3月決算が一番多いので、申告月の5月は例年大忙しです。



特に3月決算の申告では、税制改正の適応が始まることも多く、処理のスピードと正確さが鍛えられます。



原&アカウンティング・パートナーズでは、会計&税務のスペシャリストであることはもちろん、常に顧問先様の



ニーズを察知して、きめ細やかなサービスを提供し続けることを目指しています。



会計&税務に関しては、月初めの社内研修や民間の実務研修に加えて、税理士試験の勉強などで積極的にインプットを



しています。



きめ細やかなサービスに関しては、事務所のスタッフが何をしているのかを常に気にして、困っている素振りがあれば



『どうしたの?』と声をかけ、手助けをするよう心がけています。



また、些細なことですが、税務署や郵便局へ行くときには、必要なものがないかと皆に声をかけたり、プリンターに



白紙以外の紙を差し込む際にも、『プリンターに給料明細を差し込みま~す』と声をかけることを習慣にしています。



これは、間違えて出力をすることを防止する意味もありますが、自分以外に給料明細を出力する人がいれば、ついでに



どうぞという気持ちからです。



一緒に働くスタッフのニーズすら察知できなければ、顧問先様のニーズを察知することは難しいですから、常に周りを



意識することの積み重ねが大切だと考えています。



私たちの仕事は、毎月の試算表や決算申告書を作成するだけではなく、社長の参謀として一緒に会社を支えていくこと



です。そのためには、日々相手の顔が見えるような仕事を心がけております。







<<今月の「トピック」>>



平成25年12月31日をもって廃止される大きなものに【上場株式等の軽減税率】があります。



これは、上場株式等について、配当所得および譲渡所得(売買による利益)等にかかる個人所得税が、10%軽減されて



いた特例(所得税7%,住民税3%)が、平成26年1月1日より本則の税率20%(所得税15%,住民税5%)となり



ます。



※平成25年1月1日から所得税には復興特別所得税(2.1%)が加味されていますが、説明上、省略して話を進めます。



軽減税率が廃止されると、せっかくアベノミスクで活発になった株式市場に影響が大きいですから、代わりに導入されるのが



日本版ISA(少額投資非課税制度)です。



内容は、平成26年1月から平成35年12月までの10年間に、『毎年100万円まで』の非課税投資枠が設定され、投資



金額100万円分までの株式投資および投資信託にかかる値上がり益や配当金が非課税となります。



 まず、非課税投資枠を設定するためには、日本版ISA用の証券口座を開設する必要があります。



とは言え、まだ制度が確定していないこともあり、今すぐには非課税投資枠を持った口座を作ることはできませんが、証券会社



のホームページなどで、資料の請求をすることは可能です。証券会社によって、売買手数料も取り扱っている商品も異なります



ので、これを機に比較検討をしながら、準備を進めていきましょう。



非課税投資枠が年間100万円までと決まっているため、一年間に開設できる日本版ISA用の口座は、一人一口座です。



現在口座をお持ちの証券会社に、日本版ISA用の口座を開設されても、現在持っている株式等をそのまま日本版ISA用の口座



へ、スライドすることはできませんが、一度売却をしてから、日本版ISA用の口座の非課税枠を使って買い直すことは可能です



現在持っている株式は、当然のことながら売却した時点で値上がり益があれば課税の対象になりますので、税率が10%の今年中



に売却をすることをおすすめします。



『毎年100万円まで』の非課税投資枠は、毎年新たに100万円の非課税投資枠が与えられ、非課税投資枠の期間は、それぞれ



5年間となっています。



平成26年に与えられた100万円の非課税投資枠の期間は、平成30年の年末で終了。平成27年に与えられた100万円の



非課税投資枠の期間は、平成31年の年末で終了。平成28年は平成32年の年末で。平成29年は・・・というように毎年



新たに5年間の期間が設けられますので、ある年における非課税投資枠は最大で500万円(年間100万円×5年)となります。



ただし、非課税枠を使っての投資総額は、合計500万円までとなっており、それ以上の金額は非課税の対象となりませんので、



注意が必要です。



 では、実際にどれくらいの恩恵があるのかを、具体的な数字を使ってお話しますね。



平成26年に100万円を使ってT社の株を購入しました。3年後の平成29年に、T社の株価が1.5倍となり、150万円で



売却しました。売買による利益は50万円(売値150万円-買値100万円)ですから、利益に課税される所得税は10万円



(利益50万円×税率20%)ですが、日本版ISAの口座での取引は非課税のため、この場合は、10万円を得したことに



なります。



つまり、毎年100万円の枠が増額されるので、毎年100万円分を投資して、株価が上昇したら5年以内に売却することを



繰り返すことができれば、その節税効果は絶大です。



<注意点>

1.一度に100万円の投資をしなくても、その年の間であれば、分割して投資を行うことができますが、上限の100万円まで



投資をしなかった場合、残りの枠を翌年に繰り越すことはできません。



2.投資を始めてから5年目の年末までの間、いつでも売却はできますが、一度売却をすると非課税投資枠の再利用はできません。



この制度は、長期投資向けの株式や投資信託を購入するのが良いと思われます。仮に、順調に株価が上がったとして5年目を迎えて



も、一度売却をして、新しい非課税枠を使って買い直すことで、再び5年間は非課税状態とすることができます。



逆に、短期で売買を繰り返すと、非課税投資枠の再利用ができないため、すぐに非課税枠を使い切ってしまうことになりかねません。



アベノミクスによる景気回復が本格的になることを祈りながら、日本版ISA用の口座開設に向けての準備を始めましょう!







<<編集後記(今月のスタッフ日記)>>



梅雨が始まれば、いよいよ夏がやってきます!!



今年の夏は、ゴーヤと朝顔を育ててグリーンカーテンを作ろうと、ネットを購入して苗を植えました。



ゴールデンウィークはガーデニングに夢中になって、サカタのタネに通い詰めました。おかげさまで我が家のルーフバルコニーは



ローズマリー・ミント・タイム・紫陽花・インパチェンス・サンパチェンス・ナスタチウム・マーガレット・ラベンダーなどなど。



鉢が一気に増えたので、毎朝の水やりは大変ですが、週末になると、ついサカタのタネに行っては鉢&苗を買ってきてしまいます。



若い頃は、母が花を育てているのを見ても何も感じなかったのですが、アラフォーになった今は、母の気持ちがわかります。



園芸は楽しい!!アラフォーの私は草花中心のガーデニングですが、アラ古希の母は野菜園芸に夢中です。自分の育てた野菜は愛しい



からと熱く語られ、ついに私もゴーヤでグリーンカーテンです。ゴーヤの隣にプチトマトも育てればとすすめられましたが、オシャレ心



が捨てきれず、そこは朝顔で。ゴーヤの花は黄色なので紫色の朝顔の苗を添えました。



野菜の花も可愛らしいのでしょうが、ガーデニング初心者なので、ついつい見映えの良い大きくて明るい色の花を選んでしまいます。



しかし、今年のゴーヤで収穫の喜びを知ってしまったら、家庭菜園の道へ進んでしまう予感です。



最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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