『7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法』
2月1日に、中経出版社から、『7人家族の主婦で1日3時間しか時間のなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法』という、長いタイトル(笑)の本が発売になります。コツさえつかめば、楽して簡単に資格が取れる「超合理的な勉強法」について書かせていただきました。
大人の勉強と学生の勉強はちがいます。
学生の勉強は、他人との戦い。
相手より1点でも多くの点数をとらなければなりません。
大人の勉強は、自分との戦い。
自分のペースで昨日の自分よりレベルアップすればいいのです。
けれど・・
大人なら、かならず成果を出さなければなりません。
特に資格試験は、合格できなければ1分も勉強しなかった人と同じになってしまいます。
7人家族に嫁いで、1日3時間しか自由になる時間がなかった私が、知識ゼロから始めて、どうやってTACの全日本答練で「法人税法」と「財務諸表論」で全国1位になることができたのか、どうすれば本番で実力以上の力を発揮して、難関試験に合格することができたのか、そんな話を書かせていただきました。
アタマのいい人と勉強のできる人は違います。
勉強のできる人は、点をとるコツを知っているだけなのです。
コドモの頃は、勉強したら親から怒られていました。
ピアニストになるために、勉強する暇があったら、ピアノのお稽古をしなければならなかったからです。
でも私には、わかっていました。
私にはピアノの才能なんてない事・・。
だから大学は、音大ではなく、普通の大学へ行きたかった。
親の目を盗んで勉強するために編み出した、超合理的な勉強法です。
がんばっているのだけれど、なぜか結果のでない方、勉強したいのに、仕事が忙しくて時間がとれないビジネスパーソン、今よりひとつ上の人生を目指したくて、悩んでいる方、このまま家庭の中だけに埋もれてしまいたくない子育て中のママ、そんな皆さんへの応援の気持ちを込めて書かせていただきました!
ご笑読いただけますと幸いです。
『7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が 知識ゼロから難関資格に合格した方法』 目次
はじめに
第1章 「何を考えて、どう勉強すれば本番で点をとれるか」を整理する
1 「本番」で力を発揮できないのなら勉強する意味はない
2 「自分にとってのゴール」に一歩ずつ近づくのが大人の勉強
3 「頭のいい人」になる必要はない。「本番で点をとれる人」になれ
4 資格取得を目指す前に知っておきたい「資格」の本質
5 合格までにかかる時間を、できるだけざっくりとイメージする
6 長期戦だからこそ、ひたすら「夢」を思い描く
7 「資格取得までにかかるお金」を数字で把握する
8 「逃げ道」を常に用意する
9 勉強のついでに「読書の習慣」をつけておく
第2章 絶対に集中力が途切れない「勉強環境」のつくり方
1 資格を取るのなら、専門学校に通うのがいちばんの近道
2 30分の勉強時間で、「20分ぶんの勉強量」を確実に消化する
3 朝には朝の、夜には夜の勉強法がある
4 家の中に「勉強専門」の空間をつくり上げる
5 自宅で集中できないときは、図書館よりもファミレスへ行こう
6 それでも集中力が切れたときの対処法
第3章 本当に時間がなかったからこそ編み出せた「超合理的」な勉強法
1 得意分野から手をつける
2 苦手分野は早々と切り捨てる
3 マニアックな分野も遠慮なく切り捨てる
4 ノートはとらない
5 「間違いノート」も絶対につくらない
6 応用力を高めるために「関連づけ」をくせにする
7 予習は「百害あって一利なし」
8 復習は「鬼」のごとくしつこく
9 「最低限の知識」で択一問題を攻略する勉強のコツ
10 すべての論文・条文を「問題提起」「結論」「根拠」「例外」の4要素に分ける
11 5色のマーカーを使い分けて暗記する
12 1日の最後に、解けない問題を1問残して勉強をやめる
13 最強の暗記法は、結局「音読」だ
第4章 本番で確実に点を稼ぐ「受かる人」の考え方
1 名前を書いたあとに、まず「時間配分」を考える
2 勝手に出題者の気持ちになって「点数配分」を考える
3 とにかく解ける問題から解いていく
4 「問題を解く」以上に「見直し」が大事
5 あきらめるのは「不合格通知」が届いてから
第5章 重圧に負けない「メンタル」の鍛え方
1 模擬試験を積極的に受ける
2 本番1週間前からは、「重要ポイントの復習」だけを繰り返す
3 試験前日は、ゆったりと過ごす
4 アウトプットの精度を上げる本番当日の「儀式」
5 試験会場では、したたかに振る舞う
おわりに