行政DX化の波に乗れ!脱窓口のすすめ

税務行政サービスのDX化が進んでいます。

メルマガでもその時々のトピックをご紹介しておりますが、実はこれ、令和3年に立てられた
「税務行政DX 構想の実現に向けた工程表」をもとに進められているのです。
https://www.nta.go.jp/information/other/data/r03/zeimugyosei/pdf/0021012-075.pdf

一度に全てデジタル化は難しいので、ゴールをイメージして進めていきましょうというものです。

これにより、申告、納税、各種証明書取得のオンライン化が進み、年々使い勝手もよくなってきていますので、

「今年はマイナンバーカードを使ってスマホで確定申告したよ」という方も多いのではないでしょうか。

国だけでなく自治体でも自治体DX推進が進んでおり、
コロナ禍も手伝って、個人も法人も窓口に行かないスタイルが当たり前に。

少しずつ新サービスがアップデートされていますので、
この半年くらいで開始されたサービスを2つご紹介します。

 

1.国税・納税証明書の発行 【個人・法人】

借入や行政サービスの申込の際、納税証明書が必要になることが多いですね。
取得のためにわざわざ税務署に行くのは大変手間でしたが、選択肢が増えています。

◆BEFORE
窓口に行く or e-taxで請求をして窓口で支払、受取り

◆令和4年9月から
マイナンバーカード+スマホで請求・支払をして、データでダウンロードが可能
プリンタがない場合は郵送で受け取ることも可能。

※マイナンバーカードは申請者本人(法人の場合は代表者本人)のものが必要

◆参考
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nozei-shomei/pdf/0022008-056_01.pdf

◆ちなみに
住民税(地方税)の課税証明書は、マイナンバーカードで
コンビニ交付出来る自治体が多いですが、
対応していない自治体や取得できる年度の制限があったりもするので、
事前に自治体のホームページをご確認頂くことをオススメします。

 

2.地方税・QRコードでの納付 【個人・法人】

地方税お支払いサイトから、地方税統一QRコードでの
納付が出来るようになります。

◆BEFORE
口座振替や窓口納付。eLTAXからの納付等

◆令和5年4月から
地方税お支払いサイトを開き、納付書に印字されたQRコードを、
スマホまたはPC内臓カメラで読み込み、納付することが可能。

・対象税目の例
法人市民税県民税、法人事業税及び事業所税等
市民税県民税(普通徴収/特別徴収)、固定資産税、自動車税

※eL-QRが印刷されている納付書で利用可。
自治体によって対象税目や金融機関、開始日が異なるため、
事前にホームページでご確認ください。

・納付方法
クレジット、ネットバンキング、ペイジー、その他スマホ決済等

※eLTAXログインしなくても納付可能

◆地方税お支払いサイト 令和5年4月~
https://www.payment.eltax.lta.go.jp/pbuser?id=howto

◆留意点
・領収書は発行されませんので納付完了通知メールや引落履歴の保存をお勧めします。
・eLTAXにログインすると、過去1年分の納付履歴が確認でき便利です。

 

いかがでしたでしょうか?

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