改めて確定申告のe-taxって?~平成31年1月からセキュリティ強化されました~

 平成31年(2019年)1月から、個人の電子申告(e-tax)のセキュリティが強化されました。これまでは、利用者識別番号とパスワードで、送信結果の確認などを行っていましたが、個人のメッセージ閲覧時に、電子証明書(原則は、マイナンバーカード等)による認証機能が追加されました。法人は、これまで通りの運用です。
改めて、電子申告(e-Tax)とは、、、
インターネットを通し、国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステムです。電子申告を行うには、電子証明書やパソコン及びインターネットなどの環境が必要です。個人の確定申告や法人の決算など、皆様に同意書をいただくことで、弊事務所では、税理士証明書を使用して、代理送信を行っております。
以下、メリットと強化後の対応をご紹介いたします。
●個人の確定申告で、電子申告(e-tax)を使用するメリットについて
(1)添付書類の提出省略
  源泉徴収票等は、その記載内容を入力して送信することにより、提出又は提示を省略することができます。
(法定申告期限から5年間、税務署から書類の提出又は提示を求められることがあります。)
  なお、マイナンバーに関する本人確認書類についても、電子申告(e-Tax)で送信すれば提示又は写しの提出が不要です。
(2)還付がスピーディー
  電子申告(e-Tax)で提出された還付申告は3週間程度で処理しています。
 ※書類不備や別送書類の提出が遅れた場合には、上記期間内に還付できないことがあります。
(3)24時間受付
  税務署に行かなくても、ネットで提出(送信)できます。
 確定申告期間中は、24時間e-Taxでの提出(送信)が可能です。
 (平成31年1月4日(金)から3月15日(金)まで ※メンテナンス時間を除く)
 ※なお、平成31年3月18日(月)からは、月曜日から金曜日は24時間、毎月、最終土曜日、最終日曜日は、8時30分から24時までの利用が可能です。
●個人のメッセージ閲覧時の対応について
  税理士等に申告書の作成等を依頼し、税理士等が代理送信する場合においても、メッセージを閲覧するためには、原則として、マイナンバーカード等が必要です。
 しかし、個人納税者が「申告のお知らせ」を閲覧できない場合、予定納税額等を確認できないことになります。
   そこで、平成31年1月以降、電子申告(e-Tax)の新たな機能として、税理士との委任関係を登録することで、納税者本人のメッセージボックスに格納される「申告のお知らせ」を納税者が委任する税理士のメッセージボックスに転送設定することができる機能の提供が始まりました。
    お客様には、弊事務所より個別に転送設定についてご連絡いたします。
   これまで電子申告に同意をいただいた方も、改めてメッセージ転送に関しての同意書をいただく事になりましたので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
   ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。

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